浜松の「お取り寄せ」もできるスペイン料理　エルカミーノ

「シェリー」ってみなさんどんなイメージです？
今日は少しシェリーの話を噛み砕いてお話してみます。

まず、シェリーって何？という方もいらっしゃると思いますので、シェリーとは何なのか？！というところから始めます。

Sherry

スペイン・アンダルシア地方のヘレスという町ととその周辺で作られる、ワインにブランデーなどを加えて熟成させた酒精強化ワイン（アルコールを強めたワインの事）で、｢白ワイン｣の一種です。
酒精強化ワイン　って聞くと、イカツイ名前で、どんだけアルコール強いねん！！って思いますけど、
アルコールを高めてある言っても、少しです。ワインが主に１２～１５度ですが、シェリーは１５～２０度くらいが主。
２～６度くらい高いだけです。　１５度のワインもあるくらいだから、そんなに気になるアルコールの高さではないと思います。

ヘレスは、スペインの中でも、最南端の地区になります。イベリア半島の南の先っぽのあたり。
シェリーの名前も産地の　｢ヘレス｣　｢ｊｅｒｅｓ｣　が､　英語訛りで　｢シェリー｣　です。
アルコールを添加した理由は、大航海時代にワインでは長い船旅で変質してしまうからです。

日本では、食前酒というイメージが強いですが､それは、今みたいに色々な種類のシェリーがまだ流通していなかった時代に、よく出回っていたのがたまたま辛口のタイプのシェリーで、食前によく合ったためそのイメージがついたみたいです。
シェリーは食前だけでなく、食中にも、食後にも、もちろん合います。
辛口タイプのシェリーはすっきりとした喉越しがあり、口に残る渋みも少ないので様々な料理に合います。
料理の邪魔をせずに引き立ててくれます。

シェリーは大まかに分けて６種類あります。

まずは「フィノ」「マンサニージャ」「アモンティリャード」「オロロソ」です。
これらは「パロミノ」種というブドウを使い、途中まではまったく同じものですが、気候、添加するアルコールの量などにより色、香り、味わいが変わってきます。
甘口のシェリーは「ペドロヒメネス」種と「モスカテル」種という白ブドウから造られ、ブドウの名前がそのままシェリーの名前になっています。ブドウを天日干ししてから(ほしぶどう)発酵させるので糖度が高くなって、酒精強化しなくてもアルコール度数が高まり、酵母なしで酸化熟成していきます。
熟成されたものは黒蜜のような香りと味を持ち、デザートワインに最適です。

収穫祭フェア　では　4種類のシェリーをご用意しました！




ﾊﾞﾛﾝ　マンサニージャ
パロミノ種　１００％
15度
辛口
潮の香り
やわらかくバランスの良い味わい
塩味をほのかに感じる
食前、食中におすすめ。
魚介全般、サラダやオリーブ、イベリコに合う



ﾊﾞﾛﾝ　オロロソ
パロミノ種　１００％
17.5度
中辛口
クルミを思わせる豊かな香り
強くたくましい味わいの中にほのかな甘さを感じる
食中に。
仔牛のミニステーキ、煮込み料理など、
コクのある料理に良く合います。
きのこ類やチーズ、生ハムにも


ﾊﾞﾛﾝ　クリーム
パロミノ、ペドロヒメネス
１７．５度
甘口
クルミやレーズンの豊かな香り
なめらかで上品な甘く豊かな口当たり
食後のデザートとご一緒に。
夏場はオンザロックもおすすめ。


ﾊﾞﾛﾝ　モスカテル
モスカテル　１００％
17.5度
甘口
紅茶のような香り
マスカットの程よいキレの良い甘口。
食後に。
甘口ワインの好きな方は食中にもどうぞ。
ナッツ類にも合います。




数に限りもございます。
無くなり次第終了となります。
気になった方はお早めにどうぞ！！
新しい発見、お待ちしております。

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（０５３）４４０－７０５７